1947-08-01 第1回国会 衆議院 鉱工業委員会 第3号 そのためには風洞の改修、岩粉の潤驛な供給、あるいは撒水器の整備等を行う必要があります。特にその中で岩粉の潤澤な供給につきましては、少くとも現在の北海道の炭鑛の實情から、石炭一トン當り六キロの岩粉を撒布しなければならないのでありますが、現状においてはトン當り二キロの岩粉しか撒布しておらないという関係で、坑内の保安においてはきわゆて危険な状態にあると言わなければなりません。 岡田春夫